相続の事前対策には、大きく3つに分けられます。
- 相続税額を減らす対策
- 納税資金を確保する対策
- 相続に関する争いを防止する対策
(1)の節税対策のために、不動産を購入しても、それで相続税の納税資金が足りなくなってしまったら、大変です。
実は、上記の(1)と(2)の2つは、相反するものなので、バランスが大切です。
また、相続に対して争いが起きると、本来受けられる税額控除が受けられないばかりか、弁護士費用等の余計な出費がかさみ、結局相続人全員が損することになりかねません。
従って、各相続人に何を相続させるかをあらかじめ、決めて遺言書を作成されることをおすすめします。
相続の時期は誰もわかりません。10年後になるかもしれませんが、明日来るかもしれません。
また、事前対策は、資産の生前贈与等じっくり時間をかけて行うことにより効果が出てくるものが多いです。
是非、一度お早めにご相談下さい!