保険金を受領したときにかかる税金は、「所得税・住民税」、「相続税」、「贈与税」のいずれかになります。　どの税金が対象になるかは「保険金などの種類（死亡保険金・満期保険金・年金）」及び「契約形態（契約者・被保険者・保険金受取人の関係）」によって下記のとおりとなります。
　通常は、契約者が保険料を負担しますので、その前提で説明いたします。

１．死亡保険金を受け取ったとき

保険料負担者	被保険者	保険金受取人	税金の種類
甲	甲	甲の相続人	相続税（非課税適用あり）
甲	甲	甲の相続人以外	相続税（非課税適用なし）
甲	乙	甲	※所得税・住民税
甲	乙	丙	贈与税

２．満期保険金を受け取ったとき

保険金負担者	保険金受取人	税金の種類
甲	甲	※所得税・住民税
甲	乙	贈与税

※ 保険金を一時金で受け取る場合は「一時所得」、年金で受け取る場合は「雑所得」となります。
※ 契約者（保険料負担者）と満期保険金受取人が同じでも、一時払養老保険等の一定の「金融類似商品」に該当する場合は、源泉分離課税（所得税15.315％、住民税5％）の対象となります。

 

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