おはようございます。きょうは、大変寒い朝でした。昨日に比べ、風は収まりましたが、０度まで下がって、今年一番の寒さだったようです。
　きょうは、明日発表のアカデミー賞の特集第２弾です。
　監督賞は、クリントイーストウッド監督とマーティンスコセッシ監督の対決が見ものです。２年前は、クリントイーストウッドが「ミリオンダラーベイビー」で制しました。そろそろ、無冠の帝王「マーティンスコセッシ」にも、チャンスをあげても良いのではという気もします。「パベル」のメキシコ期待の星アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督も有力候補です。
　作品賞は、昨年も本命といわれていた「ブロークバックマウンテン」ではなく「クラッシュ」が制しました。
　今年は、最多８部門ノミネートの「ドリームガールズ」がはずされたのは、疑問でしたが、５作品がノミネートされており、全部にチャンスがあります。日本では、日本人が出演している「バベル」「硫黄島からの手紙」が注目されていますが、米国では、「ディパーテッド」「リトルミスサンシャイン」もかなり前評判は高いようです。「クイーン」は、英国王室を描いたものなので、米国ではどうかなという気がします。
　私が注目している「ディパーテッド」は、香港映画「インファナルアフェアー３部作」のリメイクです。警察な潜入したマフィアと、マフィアに潜入した捜査官の対決を描いたものです。原作は、大変面白い映画だったのですが、リメイクである点がどう評価されるかというところです。「リトルミスサンシャイン」は、コメディですが、これまでの映画祭では、絶大の評価を得ているようです。
　明日の発表が楽しみです。    

 　アカデミー賞の結果が、発表になりました。主要６部門は、下記のとおりです。
　作品賞　「ディパーテッド」
　監督賞　「マーティン・スコセッシ」　(ディパーテッド)
　主演男優賞　「フォレスト・ウィッテカー」 (ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド)
  主演女優賞　「ヘレン・ミレン」　(クイーン)
  助演男優賞　「アラン・アーキン」(リトル・ミス・サンシャイン)
  助演女優賞　「ジェニファー・ハドソン」　(ドリームガールズ)

 このとおり、今年は昨年とは違い、ほぼ順当でした。　マーティン・スコセッシ監督が念願の初受賞を果たしました！
　しかし、レオナルド・ディカプリオは、今年も主演男優賞を獲得できませんでした。道は、遠いです。
　「ディパーテッド」は、２冠獲得です。これで、オリジナルの「インファナル・アフェア」３部作(アンディ・ラウとトニー・レオン主演)も、また脚光を浴びるのではないかと思われます。香港の作品ですが、非常に奥の深い傑作です。
　それにしても、レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンは、顔の輪郭がそっくりだなと思うのは、私だけでしょうか？

  明日からは、いよいよ１９年税制改正の特集がスタートする予定です。